卓越したIT環境と極上の景観。
自社が先陣を切ることで、
その魅力を伝えていきたい。

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熊本電力株式会社
代表取締役竹元 一真

KazumaTakemoto

芦北サテライトオフィス計石に参加すると同時に誘致する側でもあるのが熊本電力。実際にサテライトオフィスを活用し、自社が活用例としてリードしていけるようにするための施策と、メリットや魅力について聞かせてもらいました。

電力の低価格化を軸として
他社とのアライアンスも視野に。

熊本電力の設立は2014年。2017年より電力小売事業に参入し、電力事業を始めて3期目というまだ新しい企業になります。供給エリアは九州電力エリアと東京電力エリアとなっています。
弊社の強みは、何といっても電力の価格です。他の電力会社様よりも安く電力を供給しています。なぜ、低価格で電力を供給できるかというと、自社で開発したシステムで顧客管理などを行うことで固定費を抑えたり、業務プロセスの効率化が図れています。こうした自社開発システムの活用は業界内でも着目されていて、他社とのアライアンスも今後増えていくと考えています。
また、当社グループで持っている太陽光発電システムからのエネルギー供給を今後増やしていく予定です。さらに地域ごとに再生可能エネルギーを増やし、Co2の削減など、環境価値の向上を目指しています。

改めて伝えたい
サテライトオフィスだからできること。

サテライトオフィスの長所は、東京などの大都市でなくとも最先端の仕事ができる場の提供ができるというのが一つ大きな軸となります。「働き方改革」の中にある「雇用の多様化」といった観点からも、地方にこういった職場環境を整えることで、地元でもITに特化した人材を育てていくことができます。その結果、今まで都心へ分散してしまっていた人たちも地元に留まることが可能になり、結果として地方の就職難をカバーし、サポートすることに結びつくと考えています。
また、熊本電力が実際に活用することになっている芦北サテライトオフィス計石だからこそできることもあります。それはコンピューティングファームや、コンピューティングリソースを高いレベルで供給できるという点。リソースを供給するコンピュータとサーバールームを校舎1階に設置することで、コンマ何秒というデータ遅延すら発生しない環境を実現したいと考えています。このようなITに特化した環境を構築することで、動画のレンダリングや、AIもしくは自動運転に関する技術開発などを主業とし、高度なIT環境を必要とする企業様にぜひ活用していただければうれしいですね。

ロケーションの良さは他にない魅力。
この景色は他で見たことがない。

廃校が使われているサテライトオフィスは全国に増えていますが、芦北サテライトオフィス計石にしかない魅力は、なんといってもこのロケーション。港に隣接していて、窓から海が見える校舎って、ちょっと他で見たことがないです。
このロケーションは、人の情感に訴えるところもあるのではないかと思っています。テクニカルな部分の環境だけでなく、職場としての環境も働く人にとっては重要ですから。港があるんだから、向いの島から船で職場に来るなんていうこともできるかもしれませんよね。そんなことを想像するだけで、ワクワクさせてくれる場所でもあります。
弊社がコンピューティングファーム事業を計画する上で廃校を紹介いただいた中でも、私はここが一番お気に入りなんです。こういうところで仕事ができたらいいなと率直に感じました。

自然な形で通える場所であり、
地元に帰るきっかけとなる場所にもなれば。

私はこの場所が、首都圏や別エリアに住んでいる方を連れてくるというより、Iターン・Uターンのきっかけとなり、地元の雇用を増やせる場所にしたいと思っています。ベンチャー企業も大歓迎ですが、どちらかといえば大きい会社のサテライトオフィスというのを想定しています。自然な形で通える場所となり、熊本出身の方に帰ってきていただくきっかけになればいいですよね。
やっぱり戻ってくる人を支援したいという気持ちが強いです。そして、都心に出なくてもシステム開発などに注力できるリソースを提供したいと思っています。都心に比べてまだ不足しているソリューションをここで開発していくことができれば、人口減少にも少しでも歯止めがかけられると考えています。人が減っていくのがやむをえないとしても、現状維持をしていくというところからでも始められればと思っています。

サテライトオフィスから始まる、その先の可能性。

弊社はIT産業ではなく電力会社ですが、テクノロジーはどんどんニーズが増していて、特に業務プロセスの効率化の部分は「待ったなし」なんです。先ほどの話に出た「働き方改革」という点でも、基盤となる職場環境をテクノロジーでしっかりカバーして、Iターン・Uターンを推奨していかなければなりません。
将来的には、ここ芦北町を含むさまざまな拠点と連携し、いろいろな人を雇用して、各地で仕事ができるような体制を組もうと進めています。そういったことに共感していただけたり、効率化や分散化というところを理解・共感いただけるような会社様が増えていくためには何が必要か。まず弊社がそのフラッグメントシップに立てるようなモデルケースとなり、その良さと効率性というところを提案できればと考えております。

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